任期満了に伴う鹿児島県知事選挙は7日投票が行われ、即日開票の結果、現職の塩田康一氏が2期目の当選を決めました。

鹿児島県知事選挙の投票は7日午後8時に締め切られました。投票率は44.76%で2020年の前回を5.08ポイント下回っています。

午後11時10分の時点で鹿児島市を除く多くの市町村で開票作業が終了しています。これまでに塩田氏は米丸氏、樋之口氏をを大きく上回る票を獲得し、2期目の当選を決めました。

塩田氏は「多くの県民の県政に対する熱い期待を肌身に感じ、今後の4年間に向けてしっかり取り組まなければならないという決意を新たにした」とコメントしました。

前回の知事選では草の根選挙で初当選を果たした塩田氏。今回は自民党や国民民主党、また立憲民主党の支持母体である連合鹿児島など与野党相乗りの幅広い支持を獲得。草の根と組織の両輪で選挙戦を展開しました。

一歩及ばなかった元県議・米丸麻希子氏は「非常に悔しい思いはある。支えてくださる皆さんのおかげで最後までできたし、思い切り自分の中では伝えたいことを伝えられたと思っているのでとても満足している」と述べました。

*鹿児島県選管は当初、投票率を44.78%と発表しましたが、奄美市と伊佐市の投票者数に訂正があったとして投票率を44.76%に修正しました。

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