松江市が2年後を目途に民営化を目指すガス事業について、譲渡先を選ぶ委員会の初会合が16日に開かれ、今後のスケジュールなどが話し合われました。
松江市役所で開かれたガス事業譲渡先選定委員会の初会合には、市長から委嘱された弁護士や大学の教授など学識経験者からなる委員5人が出席しました。
松江市は、市が運営するガス事業の利用者が減り続ける中、公共サービスを維持するにはガスと他の事業を絡めた複合的な事業展開ができる民営化が相応しいとして準備を進めています。
市は2024年度に事業継承に向けた委員会を立ち上げていて、今回の初会合では今後のスケジュールなどを話し合いました。

松江市ガス事業渡譲先選定委員会・草薙真一会長
「これからもガス事業を安心して使い続けることができる。このことを保証しながら新しい制度に対応していきたい」

委員会では今後、2024年10月に予定する譲渡先の募集開始に向けて選定条件を検討。2024年度中に優先交渉先を決定し、2年後の事業譲渡を目指す考えです。

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