ウクライナのクレバ外相㊨と会談する上川外相(18日)=外務省提供

【カプリ(イタリア南部)=三木理恵子】上川陽子外相は18日、訪問先のイタリアでウクライナのクレバ外相と25分程度会談した。日米や主要7カ国(G7)の枠組みを例示し「あらゆる機会でウクライナを支えていく我々の結束は揺るがない」と述べた。クレバ氏は日本と協力を深めたいと返答した。

イタリアのカプリ島で開催中のG7外相会合にはクレバ氏も招かれており、一部の討議に加わる。上川氏はロシアによる侵略に関し「厳しい状況が続いているが、ウクライナの勇気と忍耐強さに改めて心から敬意を表する」と伝えた。

日本政府は2月、東京でウクライナの復旧・復興をめぐる会議を開いた。デジタルやエネルギーなどの分野で官民が共同で支援する方針を示した。上川氏は「成果を着実に実施していく」と強調した。

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