トーマスグリーンフィールド米国連大使(左から3人目)と写真撮影する拉致被害者家族会の横田早紀江さん(右から3人目)ら。左端は林官房長官(18日、首相官邸)=共同

北朝鮮による拉致被害者の横田めぐみさんの母、早紀江さんら拉致被害者家族が18日、来日中の米国のトーマスグリーンフィールド国連大使と首相官邸で面会した。早紀江さんは「もう88歳になってしまったので元気な間に何とか一目会いたい。何もいらない、会いたいだけだ」と解決の必要性を訴えた。

トーマスグリーンフィールド氏は「米国はすべての家族、日本、国際社会とともにある。北朝鮮の政策でバラバラになった家族が再会できるよう解決に向けて努力する」と強調した。バイデン米大統領は10日の日米首脳会談で拉致問題の解決に協力するとの考えを示した。

面会にはめぐみさんの弟で拉致被害者家族会の横田拓也代表らが参加した。拉致問題担当相を兼務する林芳正官房長官も同席した。

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