多額の公費負担などが問題となっている福岡県議会の海外視察。

あり方そのものの見直しが進む中、8月にオーストラリアへの視察が行われることが分かりました。

県議会では24日、主要会派の代表などが出席する会議が開かれ、県議団が服部知事に同行し8月に6日間でオーストラリアへの視察を検討していることが明らかにされました。

海外視察をめぐっては南アフリカや中東ドバイへの視察を機に、高額な費用などが問題となり、経費に上限を設けることや視察後に議員も参加して報告書を作成し公表するなど改革案がプロジェクトチームから議長に提出されています。

オーストラリア視察では、改革案を受けて随行する職員の人数を削減するとしていて、本会議では日本維新の会を除く各会派の賛成で視察の実施が承認されました。

一方、県議会の海外視察は過去4年間で予算の3倍を上回ったため、改革案では視察費用を事前に明確化することが求められていますが、いまのところその費用は把握できていないということです。

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