今国会の会期があと4日となる中、3年ぶりとなる党首討論が行われた。岸田政権では初めて。国会内から、フジテレビ政治部・木村祐太記者が中継でお伝えする。

党首討論では、立憲民主党の泉代表が衆議院の解散を迫ったが、岸田首相は応じなかった。

立憲民主党・泉代表:
総理、ここで判断いただく時は来てるんじゃないですか?解散をして、国民にこの政治資金規正法の改正案がいいのか、悪いのか、ぜひ総理、国民に信を問おうじゃないですか。

岸田首相:
この法案で終わったというようなことは考えておりません。結果を出していく、これに専念していかなければならない。これが今の私の立場であります。それ以外のことは考えていない。それが解散を迫られた答えです。

また、岸田首相は企業団体献金などの禁止を求めた泉代表に対し、「禁止、禁止、禁止というのは大変気持ちいいかもしれない」と、禁止という言葉を3回繰り返して反論し、「現実的に考える姿勢が大事だ」と強調した。

――立憲民主党は岸田首相の党首討論の答弁を聞いたうえで内閣不信任案の提出を最終判断するとしていたが、どうなりそうか?

結局、岸田首相と泉代表の議論はかみ合わなかった。
そのため立憲民主党は、20日午前に内閣不信任案を提出する考え。
ただ与党はこれを淡々と否決する方針で、国会の会期をこのまま淡々と終えたい考え。

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