維新の役員会であいさつする馬場代表(左)。右は藤田幹事長(12日、国会内)

日本維新の会の馬場伸幸代表は16日のBSテレ東「NIKKEI日曜サロン」で、次期衆院選において「野党第1党の議席を預かるということは正直言ってなかなか難しい」と述べた。「与党の過半数割れの方が手が届きやすい」とも語った。

与党が過半数割れした場合の対応に関し「我々が訴えている重要な政策が少しでも前へ進むという可能性があれば、どこの政党とも協力をする」と強調した。

維新は3月に示した中期計画で与党過半数割れと野党第1党を目標に掲げた。馬場氏は5月にラジオNIKKEIのポッドキャスト番組「NIKKEI切り抜きニュース」に出演し、野党第1党を目指すための獲得議席数を問われ、明言を避けていた。

4月の衆院補欠選挙で東京15区と長崎3区に候補者を擁立したものの、いずれも立憲民主党に敗れた。7月の東京都知事選でも独自候補の擁立を断念した。

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