自民党の派閥資金問題を受けて解散を決定した岸田派の事務所がきょう閉鎖されました。

岸田派=宏池会は、1957年に池田勇人元総理大臣が設立し、岸田総理を含めて5人の総理を出した自民党で最も歴史のある派閥です。

資金問題を巡って元会計責任者が略式起訴されたことを受けて今年1月に、岸田総理が解散を表明していました。

関係者によりますと、岸田派が使用してきた東京都内の事務所は、きょう閉鎖され、今後は原状復帰の工事に入ります。

その上で、正式に政治団体の解散を総務省に届け出るのは、事務所の解約手続きなどを経た来月以降になる見通しということです。

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