岸田首相とバイデン大統領は立ち話をした=AP

【ファサーノ(イタリア南部)=秋山裕之】岸田文雄首相は14日、訪問先のイタリアでバイデン米大統領と5分ほど立ち話をした。4月の訪米で受けたもてなしに謝意を伝え、その際の合意事項について両国で実施していきたい考えを伝えた。

日本の外務省によると、バイデン氏は「良き友であり信頼する岸田首相と引き続き連携したい」と話した。主要7カ国首脳会議(G7サミット)にあわせて顔を合わせた。

岸田首相は同日、スナク英首相とも10分ほど懇談した。月内に予定している天皇、皇后両陛下の訪英が両国の友好親善を深めることになるように協力を申し合わせた。

日英両国で安全保障や経済、人工知能(AI)を含む幅広い分野での具体的な協力が進んでいると歓迎した。

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