兵庫県知事のパワハラなどの疑惑を調査するため、兵庫県議会では「百条委員会」の初会合が開かれました。

14日、兵庫県議会では斎藤元彦知事のパワハラなど、7つの疑惑について調べる「百条委員会」の会合が始まりました。

発端となったのはことし3月、斎藤知事のパワハラ行為などを告発する文書を配布した県の幹部職員(60)について、県は内部調査で“事実無根”と判断し、職員を停職3カ月の懲戒処分としました。

しかし13日、「一刻も早く県政の信頼回復を図るべき」などとして、賛成多数で「百条委員会」の設置が可決されました。

14日の初会合では、委員会として県の職員に対するアンケート調査を実施することや、内部調査の内容を改めて確認することなどが提案されました。

【奥谷謙一委員長】「文書問題の疑惑があったのかなかったのか、しっかりと白黒をつけると。真相解明に全力であたっていくという決意でございます」

兵庫県知事選挙で斎藤知事を推薦した日本維新の会・吉村共同代表は…

【日本維新の会 吉村洋文共同代表】「斎藤知事の声から兵庫県民は聴きたい人も多いんじゃないかと思っていますので、斎藤知事自身がもっと自分で事実関係について発信された方がいいと思います」

次回の会合は6月27日に開かれます。

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