自民党の菅前首相は12日、国会内で開かれた会合で、一般ドライバーが自家用車で有料で乗客を運ぶ「ライドシェア」について、「タクシー会社だけでなく多様な主体が参画することができるようにすべきだ」と述べた。

ライドシェアをめぐっては、運行管理をタクシー会社に限る「日本版ライドシェア」が4月から一部地域で導入されたが、タクシー会社以外を含めた全面解禁は検討課題のままとなっている。

菅氏は近年、外国人観光客が増えているとした上で、移動する手段としてタクシー運転手の「人が足りなくなる」と課題を指摘した。

その上で、「地方の足はどうしても車が中心になる。そのためにもライドシェア新法が欠かせない。乗る人が多くなるから、タクシーと共存共栄もできると思う」と強調した。

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