政治資金規正法の改正は、11日午後も参議院の特別委員会で質疑が行われる。

自民党案に対し、衆議院で賛成した日本維新の会をはじめ、野党は厳しく追及する構え。

日本維新の会・音喜多政調会長:
自民党は極めて後ろ向きな答弁をしている。衆議院の方では、法案に賛成して、自民案の可決に協力をしてきましたけど、政治改革が前に進まないのであれば、参議院の方は独自の対応もせざるを得なくなる

野党は、政策活動費をチェックする第三者機関の設置時期をはじめ、自民党案は「検討ばかりだ」と反発している。

一方、自民党の茂木幹事長は党の会合で、「できるだけ多くの賛同を得て、この国会で成立したい」と述べた。

与党は、19日に岸田首相と野党党首らによる党首討論を開催する方向で検討しており、近く野党と協議する方針。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。