福井県の北陸新幹線建設促進同盟会の総会が8日、敦賀市で開かれ、小浜・京都ルートで1日も早い大阪までの開通を求めていくことを決議しました。整備に影響力を持つ与党の整備委員会が再来週までに開かれる見通しで、2025年度予算の山場を迎えます。
 
北陸新幹線建設促進同盟会の総会には、福井県選出の国会議員や県内の市町、経済界の代表ら約170人が参加しました。会長を務める杉本知事が「小浜・京都ルートを先に進める。駅の位置や詳細なルート公表まであとわずか。特に、財源問題を解決しなければいけない」とあいさつ。
 
また、滝波宏文参議院議員は、新幹線整備に影響力を持つ「与党の整備委員会が来週か次の週に開かれる」との見通しを示しました。
 
総会では最後に、小浜・京都ルートの1日も早い開通や、財源確保などを求めることを満場一致で決議しました。

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