熊本市の新庁舎の建設候補地をめぐり、スケジュールを前倒しして議論が行われることになりました。大西熊本市長は6月の特別委員会で市として絞り込んだ案を示す方針を明らかにしました。

熊本市は本庁舎の候補地として現庁舎のある手取本町、城東、NTT桜町、白川公園、本庁舎と合築しない場合の中央区役所の候補地として花畑町別館跡地とみずほ銀行を示しています。

6日の市議会・一般質問。

井本正広議員は「建設地によって費用や建設スケジュールが大きく変わる。一日も早く候補地を絞るべき」と述べ庁舎整備のスケジュールについて質問しました。
【井本正広議員 公明党】
「合併推進債活用ではいつまでに建設地を決めないといけないのか、条件は」

【大西一史市長】
「9月議会で設計関連予算を可決する必要があり、 今定例会中に絞り込んだ
候補地案を示し、特別委員会で審議、8月中には建設地を決定したいと考えている」

市は5月、市として絞り込んだ新庁舎の建設候補地を「7月に示す」としていましたが大西市長は6月24日に開催される庁舎特別委員会で前倒しして示す方針を明らかにしました。

市は『絞り込んだ候補地』をどのように示すのでしょうか。

【大西市長】
「どうしてそういう形で絞り込まれているか、条件、他と比較してどうかということも出ますので、そういったことをきちんと条件やデータに基づいて示したい」

8月に市としての建設地を示し9月議会に設計関連予算を上程、議決すれば正式に
建設地決定となります。

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