改正は、自民党の修正案が6日午後、衆議院を通過する見通しです。

5日の衆議院・政治改革特別委員会では、岸田首相が出席して質疑が行われ、自民党が、公明党と日本維新の会の主張を踏まえて修正した法案が、3党などの賛成多数で可決されました。

修正案は、パーティー券の購入者を公開する基準額を、現在の“20万円超”から“5万円超”に引き下げるほか、党から支給される「政策活動費」の領収書を10年後に公開するなどとしています。

6日午後の本会議で可決されて衆議院を通過し、参議院に送られる見通しです。

立憲民主党・長妻政調会長は会見で、「自民党案はザルです。抜け穴だらけです。10年待っても出てくるのは黒塗りの領収書の可能性もある」と述べました。

立憲民主党や共産党、国民民主党は「抜け穴だらけ」などと批判し、参議院の審議で追及する構えです。

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