今年秋以降に始まる予定の新型コロナウイルスのワクチン接種について、厚生労働省の専門家委員会は29日、オミクロン株の亜系統「JN.1」系統に対応したワクチンを使う方針を決めた。

 新型コロナワクチンは、今年4月から定期接種となった。対象は65歳以上と60~64歳で心臓や腎臓、呼吸器などに基礎疾患のある人で、標準的な接種費用の自己負担は7千円。

 世界保健機関(WHO)は4月、今後のウイルスの変化がJN.1から続いていくことを予想し、JN.1系統やその下位系統に対応したワクチンの使用を推奨すると発表していた。(後藤一也)

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