厚生労働省は19日、全国に約5千ある定点医療機関に4月8～14日に報告された新型コロナウイルスの新規感染者数は計1万8297人で、1定点あたり3・71人（速報値）だったと発表した。前週（4・26人）の約0・87倍で、10週連続で減少した。
都道府県別の最多は秋田の8・81人で、岩手7・75人、青森7・34人と続く。東京2・42人、愛知4・34人、大阪2・96人、福岡2・75人だった。42都府県で減少した。
14日までの1週間に定点医療機関に報告された新規入院患者数は1611人で、前週（1809人）から198人減少。集中治療室（ICU）に入院した患者は68人で、前週（80人）から12人減った。
季節性インフルエンザの新規感染者数は、1定点あたり2・69人で、前週（5・10人）の約0・53倍に減少した。（足立菜摘）
定点あたりの新型コロナウイルス感染者数（8～14日）
北海道3.91（3.86）
青森県7.34（8.21）
岩手県7.75（8.95）
宮城県6.70（8.96）
秋田県8.81（10.83）
山形県6.33（6.63）
福島県4.43（4.90）
茨城県4.03（4.98）
栃木県4.74（5.11）
群馬県3.49（4.60）
埼玉県3.60（4.13）
千葉県4.07（4.74）
東京都2.42（2.74）
神奈川県3.06（3.22）
新潟県5.30（5.55）
富山県3.96（5.09）
石川県3.38（3.33）
福井県2.92（3.13）
山梨県4.27（4.80）
長野県5.25（5.08）
岐阜県4.74（5.87）
静岡県3.52（4.45）
愛知県4.34（5.52）
三重県3.35（4.35）
滋賀県3.53（5.28）
京都府4.30（4.50）
大阪府2.96（3.26）
兵庫県3.37（3.59）
奈良県4.60（5.24）
和歌山県3.78（4.51）
鳥取県4.03（4.41）
島根県3.18（3.95）
岡山県3.68（4.85）
広島県2.34（2.62）
山口県2.52（2.58）
徳島県3.11（4.76）
香川県2.51（3.66）
愛媛県2.28（2.93）
高知県2.89（2.82）
福岡県2.75（2.84）
佐賀県3.95（3.97）
長崎県3.26（4.23）
熊本県2.35（2.77）
大分県2.60（3.66）
宮崎県3.24（4.52）
鹿児島県3.34（3.40）
沖縄県5.40（4.58）
総数3.71（4.26）
感染者数は定点医療機関からの報告に基づく。定点の数は全国約5千。カッコ内は前週。厚生労働省の集計から <br/>
鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。
