子どもたちの発想力やコミュニケーション能力を高めようと、宮崎市の小学校で漫才の授業がありました。
子どもたちの自由な発想でどのようなお笑いがうまれたのでしょうか。

(児童たち)「チキンナンゴーさーん!」(チキンナンゴー)「どうも~!」

31日、宮崎市の住吉南小学校を訪れたのは、日南市南郷町出身のお笑いコンビ、チキンナンゴーの2人です。

この授業は、宮崎文化振興協会が子どもたちの豊かな感性を育もうと実施したもので、6年生およそ80人が参加しました。

授業では、まず、チキンナンゴーの2人が漫才を披露し、子どもたちに「漫才に正解はないこと」、「恥ずかしがらずにやりきること」など、お笑いを作るうえで大切なことを伝えました。

そして、子どもたちはグループに分かれ、早速、漫才づくりに挑戦。
デートや桃太郎など6種類のテーマから題材を選び、自由な発想で漫才の台本を作っていきました。

そして、子どもたちは完成した漫才を披露しました。

(入場から)
「銀行強盗を捕まえてみたい!」
「じゃあ、銀行強盗やるね」
「お願いします!」
「金を出せ!」
「いくら欲しいんですか」
「いくらじゃなくて、大トロを出せ」
「お寿司は持ってなーい、もういいよ」
「どうもありがとうございました」

グループそれぞれの個性が光る漫才に、子どもたちは大盛り上がりでした。

(漫才を披露した児童)
「いつもテレビとかで簡単に見ているけど、難しいんだなとわかった」
「今まで恥ずかしくて、あまり授業中とか手を挙げられなかったけど、これを機にたくさん手を挙げて発表していきたいと思った」

チキンナンゴーの2人も子どもたちの漫才を大絶賛です。

(チキンナンゴー)
「上手かったよね」
「正直言うと、僕らより面白かったです。住吉南小学校の生徒全員、M1、出てほしいぐらい」

宮崎文化振興協会では、今後も様々なプログラムを実施し、子どもたちに多くの経験をしてほしいとしています。

【参考】
子どもたちはコンビ名から考えたそうです。
漫才に挑戦するというユニークな授業は、子どもたちの思い出になったのではないでしょうか。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。