国際協力機構=JICAが実施するプログラムの一環で、南米での日本語教育の質を向上させようと、研修員2人が高知を訪れています。

高知市の土佐山学舎を訪れたのは、南米のボリビアとアルゼンチンからきたJICA研修員の2人です。2人は現地で日本語の教師をしていて、5月20日からJICAが実施する日本語教育向上のためのプログラムに参加しています。31日は自分たちの国についてクイズ形式で紹介したほか、母国語のスペイン語を使って児童たちと挨拶をするなど交流を深めました。

「¿Cómo estás?(元気?)」

「Muy bien. Gracias.(とても良いです、ありがとう)」

「¡Adiós!(さよなら!)」

(アルゼンチンから マリア・ソル・デ・パスさん)
「パソコンの操作をしている子どもを見て感心しました。小さい子どもでもそういうことができるのが驚きました。(帰国後は)日本語だけじゃなくてほかの日本文化を普及できるような活動に取り組みたい」

(ボリビアから 祝原タイロンさん)
「日本人の子どもたちの考え方は参考になりますし、文化の継承としてボリビアの子どもたちにこういう風な生活を(日本の)子どもたちは学校でおくっているという教えができればうれしい限り」

研修員たちは6月13日まで高知に滞在し、6月1日はいの町で紙漉き体験などをする予定です。

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