高知県四万十市の小学生が高知県立幡多農業高校を訪れ、学校給食に提供されているトマトを栽培する様子を見学し、収穫を体験しました。

幡多(はた)農業高校は2年前から四万十市内の小中学校の給食用食材として、生徒たちが飼育・栽培した豚肉や米、野菜などを提供しています。

特に人気の高い食材の一つがトマトで、栽培期間中はほぼ毎月、提供しているといいます。

学校ではどのようにトマトを栽培しているのかを小学生に知ってもらおうと2023年から見学会や収穫体験を行っていて、2024年は八束(やつか)小学校の1年生から5年生までの21人が参加しました。児童たちは栽培の様子を見学した後、試食しながら収穫も体験しました。

(児童)
「うまっ!甘い」
「めっちゃおいしい」

幡多農業高校は環境制御型のハウスで3種類のトマトおよそ500株を栽培していて、品質管理や安全性などを保証する日本版の認証制度、『JGAP』の認証を受けています。

袋いっぱいに収穫した女の子も…。

(児童)
「とったど~!」
「でかいなぁ、これはでかい」

(幡多農業高校2年生)
「こういう体験をしたことがなかったので、すごく貴重な時間だなって思います」

小学生と高校生が学びを通して交流を深めるいい機会となったようです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。