12日は「母の日」です。
宮崎市の花屋では、贈答用のフラワーアレンジメント作りで大忙しとなっています。
また、別の店では母の日にちなんだユニークな取り組みも行われています。

(田尻怜也記者)
「お母さんありがとう。もうすぐ母の日。日頃の感謝を伝えてみてはいかがでしょうか」

宮崎市大島町にある花屋「HANAVILLA」。
「母の日」を前に、店では、カーネーションやガーベラなど色とりどりの花を使ったフラワーアレンジメント作りとラッピング作業に追われています。

(カーネーションを買った客)
「ありがとうの気持ちを込めて買いにきた」

(HANAVILLA 田上幸恵店長)
「あした、あさってが『母の日』メインになってくるので、できるだけ鮮度の良いお花を提供できるように、きょうから作成している。感謝の気持ちを伝えてほしい」

母の日の贈り物は、赤やピンクのカーネーションやバラ、それにアジサイが例年人気で、長期間飾ることができるドライフラワーを買い求める人も増えているということです。

また、宮崎市のセレクトショップではこんな取り組みも…

(廣末圭治記者)
「こちら、七夕の笹飾りのようなものが置いてありますが、短冊には、願い事ではなく、ごめんなさい、と書かれています」

店内に置かれていたのは、その名も「ざんげの木」。

これは、母の日に合わせてお母さんにこれまで言えなかった「ごめんなさい」を伝えてもらおうと、今年、初めて設置されました。

(Mstyle神宮店 石井智恵美さん)
「お母さんに「ありがとう」は言えるが、「ごめんなさい」は言えないかなということで、短冊とかに書くともうざんげしたという、心がちょっと楽になるかなと」

短冊には、お母さんへ様々な「ざんげ」がつづられています。

(短冊につづられた「ざんげ」)
「いつも電気むだ使いしてごめんなさい。これからもやります」
「けんかした時に、ふすまがもとの位置に戻るほどしめて、ごめんね」

(Mstyle神宮店 石井智恵美さん)
「『ざんげをしたら、母に優しくなれるかな』と、その感じの気持ちを持っていただけたら良い」

母の日まで、あと2日。
心に秘めた「ごめんなさい」を吐き出してから、心からの「ありがとう」を伝えてみてはいかがですか。

【参考】
★花を枯らさないコツ
●こまめに水をやる⇨これが結局一番大事
●切花は涼しいところに置く
●切花の茎の先端から3センチ手前を
⇨斜めにハサミでカットすることで水の吸い上げ力がアップし、新鮮な状態が長続きする。2~3日に一度切るのが目安。(茎の先端は雑菌が繁殖しやすい)
●咲き終わった花は切り取る

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