初夏の味覚「天草ビワ」の出荷が熊本県苓北町(れいほくまち)で最盛期を迎えています。

苓北町では、4戸の農家が約3ヘクタールで特産の「天草ビワ」を露地栽培しています。

早崎(はやさき)海峡を望む通称「ビワ山」では、袋かけした紙袋を生産者が少しだけ破いて色づき具合を確かめながら、傷をつけないように丁寧に収穫していました。

今、収穫しているのは「長崎早生」という品種で、ビワは箱詰めした後、「JAれいほく」の集荷場に運ばれ、JAの職員が色づき具合や傷の有無などの検査をします。

今年は日照不足で色付きが遅れましたが、雨が多かったことで玉の肉付きは良く、糖度の高いものができたということです。

収穫は5月いっぱいで、九州各県へ約2.5トンの出荷を見込んでいます。

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