5月12日の「母の日」を前に、熊本県八代(やつしろ)市の鉢花(はちばな)農家では、色とりどりのカーネーションの出荷に追われています。

ビニールハウスに広がるさまざまな色のカーネーション。

出荷作業に追われているのは、八代市の稲本薫(いなもと かおる)さんが育てている広さ約2000平方メートルの圃場(ほじょう)です。

これらの苗は、スペインから空輸して去年秋に鉢植えしたものです。

今年も「母の日」に満開の花をプレゼントしてもらうため、この圃場では、夜間に暖房を入れたり、日中に換気をしたりして、調整しました。

今年の出荷は4月末にスタート。5月12日の「母の日」までに約1万8000鉢を九州各地に出荷する予定で、稲本さんは「日ごろの感謝の思いを込めて贈ってほしい」と話しています。

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