料理人でミュージシャン・黒石市出身の『鉄マン』が各地で食材を調達して“キャンプ飯”を作る【鉄マンの飯キャン】。今回の舞台は、東北町(とうほく・まち)の『小川原湖』だ。相方は、竹洞好志さん。五戸町在住で、県南地方の情報を発信するYouTuberとして活動している。
小川原湖特産の絶品食材を豪快なキャンプ飯で食す!!
道の駅で食材探し 「1.5センチ以上しか出荷しない」大粒の特産品
訪れたのは、東北町の【小川原湖公園キャンプ場】。小川原湖は、日本で11番目に大きな面積の湖で、住所は東北町だが、湖畔には東北町側と三沢市側にそれぞれキャンプ場がある。
【小川原湖公園 キャンプ場】
◆テント1張…1000円(清掃協力金)
◆設備…トイレ、炊事場
◆利用期間…4月~10月
まずは、タープテントの設営。作業しながら、鉄マンが率直な疑問を竹洞さんに聞いてみた。
鉄マン
「竹ちゃん、YouTuberだけじゃ飯食っていけないでしょ?普段は何をやっているの?」
竹洞好志さん
「普段は、モモやリンゴの果樹栽培をしています。農家もやっています。モモの収穫時期は待ってはくれないので、夏場はなかなか忙しかったですよ」
タープテントが完成したら、地元の食材を調達へ。訪ねたのは【道の駅おがわら湖 湖遊館】です。
鉄マン
「さぁ、今日は小川原湖でしょ?ここには何がある?」
竹洞好志さん
「おっきいシジミ貝!」
一体、どんな大きさのシジミ貝なのか。売り場には、小川原湖産のヤマトシジミがあった。普通の大きさだと300グラムで400円、大きめだと600円で販売されていた。もちろん、購入するのは大きめのシジミだ。
鉄マン
「家でたまに食べるシジミとは違う!」
小川原湖の漁業者は、貝殻の大きさが1.5センチ以上のものしか出荷せず、それより小さいものは湖に戻しているという。湖遊館では、砂抜きして販売しているため、すぐに調理に使える。
野菜のコーナーも見てみよう。1袋200円で販売されていたニンニクを購入することに。秋といえばの食材、“食用菊”を発見。鮮やかな黄色が目にとまった。
鉄マン
「菊はきれいで、いろいろ使える」
そして、鉄マンが“おしゃれ野菜”と呼ぶパプリカも買うことに決め、これで食材の調達は完了した。パプリカの赤に菊の黄色と彩りが良い食材がそろった今回は、スペイン料理を作ることに。
きょうの飯キャンは?
鉄マン
「“シジミのパエーじゃ”だ!パエリアなんだけど、本場スペインではパエージャと言うんじゃ」
冗談のようだが本当だ。【シジミのパエーじゃ】は果たしてどんなキャンプ飯となるのか。
菊が彩り添える【パエーじゃ】ってどんなパエリアじゃ!?
<【シジミのパエーじゃ】作り方>
1.ニンニクを細かく刻む
2.パプリカを食べやすい大きさに切る
3.フライパンにオリーブオイルを敷いてニンニクとパプリカを炒める
4.シジミを入れて炒める
5.白ワインと塩を加えて煮立たせる
6.汁を残して具だけを取り出す
7.残った汁に米とサフランを入れる
8.トマトジュースと水を加えて炊く
9.ご飯が炊けたら火を止め、具を戻して食用菊を散らす
10.フライパンにふたをして余熱で5分ほど蒸らして完成!
鉄マン
「それでは、開けます!シジミのパエーじゃ!!素晴らしい」
竹洞好志さん
「いただきます。(シジミの)味が濃い!シジミ貝のだしが超出ています。シジミのだしって、パエーじゃにも合うんじゃ!?」
鉄マン
「シジミの粒が大きくてすごいな!小川原湖を食べたよ。とてもいい時間でした。小川原湖、ごちそうさまでした」
青森テレビ「わっち!!」月~金曜夕方4時25分から
「鉄マンの飯キャン」2024年11月7日(木)放送回より
※掲載しているのは放送当時の情報ですので、変更となっている場合もあります。
~施設情報~
「小川原湖公園キャンプ場」
【住所】東北町上野南谷地271−1
【利用期間】4月~10月
「道の駅おがわら湖 湖遊館」
【住所】東北町上野南谷地122
【営業時間】
◆4~9月 8:30~18:00
◆10~3月 9:00~17:30
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