須﨑大漁堂や縁日商店街などのロゴを制作した絵師の作品展が11月、高知県須崎市で開かれます。須崎市の自然や文化が独自の幻想的な世界観で表現されています。

目に須﨑と書かれた「だるま」、そして、蝶の花札にサメが一緒に描かれた作品。

須崎市の自然や文化をモチーフにユニークな作品を制作したのは、絵師の桺太郎(やなぎ・たろう)さん(40)です。

東京都出身の桺さん。2年前に仕事の関係で初めて須崎市を訪れた際、深く感銘を受けたといい、これまで須﨑大漁堂やサカナ本舗、須﨑縁日商店街のロゴなど数々の作品を手掛けてきました。

(絵師 桺太郎さん)
「古くからの歴史の中である神社仏閣ですとか、それにまつわる神様、そこに魚が集まってきているというような『縁起めでたい』というキーワードに、本当にマッチした街だなと思っています」

(絵師 桺太郎さん)
「今回のために須崎の神々をテーマにした作品を30点ほど新しく描きましたので、それも合わせて楽しんでいただければと思います」

9月下旬にロサンゼルスで開かれ、盛況だったという桺さんの作品展は、11月9日から23日まで「すさきまちかどギャラリー」で開かれます。

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