料理評論家の服部幸應(はっとりゆきお)さんが10月4日に倒れ、その後亡くなりました。78歳でした。服部さんは高知の食に関する番組で高知県内18の酒蔵を訪問していて、突然の訃報を受け県内からも追悼の声が聞かれました。
服部さんは4日、東京都内にあり自身が理事長を務める料理学校で倒れ、病院に運ばれましたが、亡くなったということです。病死とみられています。
服部さんは料理評論家としてバラエティー番組などに出演。2023年10月から高知の食文化などを発信する「ネイチャーワールド高知 奇跡の美食学」の中で県内の酒蔵をめぐりそこで作られる酒に合う料理を提案するコーナーを担当してきました。
(服部幸應さん)※2023年9月放送
「高知の酒はこういうものに合うとか決まりを取っ払って、ここまでいけるということを知ってほしい。高知の皆さんが見たときに、こういうふうに合わせてみたいという気持ちになるように考えたい」
県酒造組合の竹村昭彦(たけむらあきひこ)理事長は突然の訃報を受け、「ついこの間までテレビで元気な姿を見ていたのでびっくりした。番組では、県内すべての酒蔵をめぐってくださって、本当に気さくな方だった。改めてお悔み申し上げます」と服部さんの死を悼んでいました。
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