熊本地震からの復旧工事が進む熊本城で、崩れた石垣の回収工事が新たに始まりました。

記者「回修工事が始まった石垣です。大きく崩れ落ちた場所としては最後の1か所になります」

通路になだれ込む岩の数々。幅約100メートルの石垣のほぼすべてが崩れ落ちています。ここは熊本城奉行丸(ぶぎょうまる)の西側、城彩苑から二の丸方面への階段を上った先にある石垣です。

高い所で10メートルを超える石垣。被災直後の状況を色濃く残し、地震の恐ろしさが感じられます。

きょう3日は数百キロにも及ぶ岩をクレーンでつり上げ、回収する作業が始まりました。

熊本城で石垣が崩落したのは約50か所ありますが、大規模に崩落した場所では最後に着手する場所です。

今後、工事を進め、24年後の2048年の公開を目指しています。

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