2日午前8時前、宮崎空港(宮崎市)の誘導路付近で爆発があり、陥没の跡が確認された。国土交通省宮崎空港事務所によると、原因は不発弾と判明した。既に自衛隊が撤去し、けが人は確認されていない。

同空港は旧日本海軍の飛行基地で、2011年にも不発弾が相次いで見つかっている。

空港事務所などによると、誘導路付近のアスファルトに縦約7メートル、横約4メートル、深さ約1メートルの穴が見つかった。不発弾は米国製の500ポンド爆弾で、爆発した原因は不明という。

爆発前、計4便が離陸のためこの誘導路を使用。付近に設置された無人カメラには、航空機が通過した直後に誘導路が爆発する様子が映っていた。同空港は滑走路を閉鎖。陥没地点の埋め戻し作業などを行い、同日午後7時半に再開したが、この日発着する87便が欠航となった。

不発弾が爆発した宮崎空港の誘導路を映した無人カメラの映像=2日(航空大学校提供)

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