大手ホテルチェーンのアパグループにとって、広島市で4棟目となるホテルが開業しました。

マツダスタジアムへのカープロード沿いに開業したのは『アパホテル広島駅前スタジアム口』です。全国のアパホテルで唯一、ゲートの色を赤くしたほか、カードキーや客室の折り鶴・空気清浄機・フロントの時計など、リーグ優勝9回のカープにちなんで9つの赤を採用しています。ホテルは地上14階建て、客室数は242でレストランなどを備えています。

小林康秀 キャスター
「このホテルの特徴の1つがSーSコネクトツインルームです。通常は最大2人まで泊まれる部屋ですが、家族であったり複数のグループなどはこのように部屋をつなげて使うことができるのです」

全客室のおよそ7割に及び、大人数でもプライベートを確保した利用を見込んでいます。アパグループは、広島駅周辺にこのホテル以外にも2028年春開業予定の『アパホテル&リゾート広島駅前タワー』が建設中です。

さらにアパグループの元谷社長兼CEOは、老朽化のため建て直す『アパホテル広島駅前』の、隣のホテルサンパレスの土地も買収し、合わせて221室とすることを明らかにしました。これで広島駅周辺で全5棟・2084室の展開を予定しています。

アパグループ 元谷一志 社長兼CEO
「このマーケット、札仙広福としては、(広島エリアは)3000室はやっていけると。私どものホテルの会員数が約2200万人、アパアプリのダウンロード数が600万ダウンロードを超えているという段階におきましては、十分やっていける適正規模ではないかと思います」

『アパホテル広島駅前』は2027年冬、開業するということです。

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