漫画家のやなせたかしさんと妻ののぶさんをモデルとしたNHKのドラマ「あんぱん」が県内でクランクインしました。ヒロインを演じる今田美桜(いまだ・みお)さんと夫役の北村匠海(きたむら・たくみ)さんがドラマへの思いを語りました。

2025年の春から放送されるNHKのドラマ「あんぱん」の撮影は主演に今田美桜さんと北村匠海さんを迎え、7日、高知でクランクインしました。9日は芸西村の琴ヶ浜で第3週放送予定のシーンが撮影されました。

ドラマはアンパンマンの生みの親であり高知で育った漫画家「やなせたかし」さんと妻・「小松暢(こまつ・のぶ)」さんをモデルとした物語で、放送回の半分ほどが高知を舞台としています。妻「のぶ」を、今田美桜さんが。「たかし」を北村匠海さんが演じていて、「のぶ」の家族を中心にセリフは土佐弁で展開されます。

気まぐれ者のパン職人・屋村草吉(やむら・そうきち)を演じる阿部サダヲさんも登場し、出演者たちは雄大な太平洋を前にのびのびと演技していました。撮影のあと主演のふたりが報道陣の前にドラマの衣装で登場し、撮影を迎えた心境や高知の印象を語りました。

(朝田のぶ役・今田美桜さん)
「まず走るシーンからだったんですけど『韋駄天おのぶ』のまま撮影に臨めました」

「こんなにたくさん大自然がいっぱいあって、そんななかできっとのぶさんとたかしさんは過ごしたんだなあと思いながら撮影していました」

「たくさん差し入れだったり、応援に駆けつけてくださった高知の皆様もいらっしゃって、ぜひ放送を楽しみにしていただけたら嬉しいです」

(柳井嵩役・北村匠海さん)
「リュウキュウだったり蕎麦だったりが植えられて花も咲いてまして、そこがより一層僕たちふたりを世界観含め、引き込んでくれた」

「(Q.高知の印象は?)本当にご飯がおいしくてですね、人も含め、動物だったり植物、すべてがのびのびとしている場所なんだなと僕はすごく思いました」

「(高知の人々が)『あんぱん』っていうものを応援してくださっているのを肌で感じたので、(撮影期間が)きっとあっというまな気もしているので、しっかりと日々返せるように頑張ります」

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