秋の味覚の一つ「極早生ミカン」の選果が、熊本県苓北町(れいほくまち)で始まりました。

苓北町では温暖な気候を利用し、30戸の農家が露地物のミカンを栽培していて、最も早く出荷されるのが極早生ミカンです。

このミカンはまだ青く、熟れる前に収穫することから「青切りミカン」とも呼ばれています。

JAれいほくの選果場には、少しだけ色づいた直径5センチから6センチのミカンが糖度や大きさで選別され、ダンボール箱に詰められています。

JAれいほくによりますと、今年は気温が高く雨も少なかったため、果実は小玉のものが比較的多いものの、その分糖度も高く、甘みと酸味のバランスがいいということです。

この極早生ミカンは『夢っ子』のブランド名で、9月末までに約80トンが主に関東地方に出荷されます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。