台風10号の影響を受け、一部区間で運休していた東海道新幹線は1日午後6時ごろ、東京―新大阪の全線で運転を再開した。JR東海は当初、2日始発から再開予定としていたが、天候が回復し、沿線の安全確認ができたため前倒しした。全線再開されるのは8月29日夜以来、3日ぶり。
同社によると、午後6~8時ごろまでに東京、新大阪両駅などから発車する「のぞみ」と「こだま」の臨時列車を1時間当たり上下各2本程度運転。2日は始発から通常ダイヤで走らせ、山陽新幹線との直通も行う。
台風10号の接近に伴う大雨の影響で、東海道新幹線は8月29日夕から一部区間で運転を見合わせたまま、同日夜に全線での運転を取りやめた。その後も東京―名古屋間などで計画運休したり、大幅に運転本数を減らしたりした。
東海道新幹線の全線再開を受け、改札に向かう乗客ら=1日午後、JR東京駅
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