織り目が細かく肌触りのよいペルシャ絨毯の展示・販売会が高知市で始まりました。1センチ織り進めるのに3日かかるというペルシャ絨毯。職人たちが丹精込めて作った絨毯の数々が所せましと並んでいます。

縦2メートル、横1.4メートルのこちらのペルシャ絨毯。2人がかりで、およそ4年かけて作られたもので価格は990万円です。

25日から高知大丸で始まった「春のシルクロード絨毯展」。中東・イランで作られた手織りのペルシャ絨毯を中心に400点以上が展示・販売されています。ペルシャ絨毯は織り目が非常に細かく、手触りが良いのが特徴です。完成までにいくつもの工程があり、何人もの職人が携わっています。1センチ織り進むのに3日かかるといいます。

今回はペルシャ語で「小さな魚」を意味する「リーズマヒ」という柄の特集が行われています。クジラの尾びれや小さな魚がデザインされていて、子孫繁栄という意味が込められています。

(千代田絨毯 仁科勝壱 専務)
「約440点、手織りのペルシャ絨毯を取り揃えていますので、一枚一枚手で触って。おうちに敷いたときにどういう風になるかなということを想像していただいて、購入していただけたらなと思います」

春のシルクロード絨毯展は4月30日まで高知大丸本館5階で開かれています。

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