宮崎県内、24日は5日ぶりに晴れ間が広がりましたが、この時期の風物詩の話題です。
来月のこどもの日を前に、宮崎市佐土原町では名物の「くじらのぼり」が掲げられ、訪れた人たちを楽しませています。

(田尻怜也記者)
「佐土原の空を気持ち良さそうに泳いでいるのは、くじらたちなんです」

この「くじらのぼり」は、宮崎市の佐土原町商工会青年部が、毎年この時期に佐土原総合文化センターに掲げているものです。

「くじらのぼり」は、佐土原の伝統菓子「鯨ようかん」にちなんだもので、くじらのように大きく力強く育ってほしいという願いが込められています。

今年は21匹が掲げられ、24日は、遠足で訪れた園児たちが青空に泳ぐ「くじらのぼり」を見上げていました。

(園児たち)「(くじらのぼり)大好き~!」

また、こちらの女性は毎年、くじらのぼりの写真を撮影しに訪れているということです。

(毎年写真を撮っている女性)
「とてもあこがれで、本当はほしいが、これを飾る土地がないので毎年見に来ている」

(佐土原町商工会青年部 堀口正樹副部長)
「写真を撮ってもらったり、家族連れで観光名所に少しでもなれば(と思って)、いつも上げさせていただいてる」

「くじらのぼり」は、佐土原総合文化センターで来月5日のこどもの日まで掲げられています。

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