宮崎市中央卸売市場で行われた完熟マンゴー「太陽のタマゴ」の初競り=11日午前

 宮崎県産のブランドの完熟マンゴー「太陽のタマゴ」の初競りが11日、宮崎市中央卸売市場であり、2個入り1箱が過去最高の70万円で競り落とされた。これまでの最高値は60万円。JA宮崎経済連によると、生育期の天候が良かったため糖度が高く、濃厚な甘みを味わえるという。

 市場では開始直後から、仲買人らの威勢の良いかけ声が響いた。最高値の付いた西都市産マンゴーを仕入れた福岡県春日市の南国フルーツの坪内祐さん(33)は「(宮崎県では4月に)JAが一つになったので一緒に盛り上げていきたい」と話した。

 太陽のタマゴは糖度15度以上、重さ350グラム以上といった条件を満たしたマンゴー。

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