地域の環境問題を考えるイベントが20日、高知県須崎市で開かれ、参加者が浦ノ内湾などの身近な海の生態系を通して環境について学びました。

この「TOYOTA SOCIAL FES!! 2024」は、大手自動車メーカー「トヨタ自動車」が地域の未来を創る環境活動として2012年から実施していて、2024年度は日本全国で56のプログラムが実施されます。20日、須崎市では、地域の環境を学ぶイベントが開かれ、5歳から60歳までおよそ70人が参加しました。

参加者は、高知大学の学生サークル「かめイズム」が調査したウミガメの生態や、浦ノ内湾の生態系などについて学んだあと、須崎市名物「ドラゴンカヌー」に乗って実際に湾内の現状を確認しました。

(参加者)
「地球温暖化の問題がひどい(と知った)。ごみを捨てないことと魚を獲りすぎないこと」

主催者によりますと海水温の上昇などで高知県内でもカツオをはじめとする水産資源の確保が難しくなっているということで、「今後もこのようなイベントを通して、環境に対する意識を高めてほしい」と話しています。

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