岸田文雄首相は19日の観光立国推進閣僚会議で、国立公園制度の開始から100周年を迎える2031年度までに、全国に35カ所ある全ての国立公園に宿泊施設を誘致する方針を表明した。高級リゾートホテルなどを誘致する一方、既存施設の改修や自然体験の提供を通じ、国立公園の魅力向上を図る。

伊藤信太郎環境相は同日の閣議後記者会見で「地域の理解、環境保全を前提に世界水準のナショナルパーク化を実現すべく、民間活用による魅力向上事業を実施する」と述べた。

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