パリオリンピック開幕まであと10日。日本代表の強化合宿でバドミントン代表の選手たちが意気込みを語りました。

7月12日に東京で行われたパリオリンピックバドミントン日本代表の強化合宿。トナミ運輸の保木卓朗選手(28)・小林優吾選手(29)の男子ダブルス・ホキコバペアと、女子シングルスの大堀彩選手(27)が、パリへ向けた最終調整を行いました。

保木卓朗選手:「いよいよだなっていう感じで。わくわくしてます」

小林優吾選手:「2人で目指してきたところに立つので、楽しみたいっていう気持ちもありますし、結果も出したい」

初めてのオリンピックに挑む大堀彩選手も…

中学生のときにはじめてペアを組み、高校から本格的に組み始めて今年で14年目。保木選手が巧みなネットプレーで相手を翻弄し、小林選手の強烈なスマッシュでポイントを勝ち取ります。

保木選手:「ホキコバの集大成かなって思う。今後辞めるっていう考えも全くないんですけど、自分たちの晴れ舞台だと思って戦いたいと思います」

小林選手:「(力は)拮抗しているので、自分たちにもチャンスは多いにあると思うので、しっかりと結果を出す姿を見せたいです」

2人が目指すのは、まだ日本で誰も立ったことのない頂です。

保木選手:「自分たちは史上初のメダルっていうのを目指してますし、そのメダルの中でも史上初の金っていうのを目指して頑張っていきたいと思います」

そして同じく、初めてのオリンピックに挑む、大堀彩選手。先月のオーストラリアオープンでは見事な逆転劇を見せ、上位グレードの大会で自身初優勝を飾るなど調子はうなぎ上りです。

感謝の気持ちをコートの中で発揮したい…

大堀彩選手:「オーストラリアオープンも含め、その後の練習も本当にいい形で準備ができていると思っています。楽しみが50、緊張が50、心の面での準備をあと2週間ほどでしっかりやっていこうと思っています」

引退を考えた時期もあったという大堀選手。念願の大舞台で、これまでのすべてをぶつけます。

大堀選手:「私のバドミントン人生の集大成として、ここまで支えてくださった本当にたくさんの数えきれないほどの方々への恩返しという意味も込めて、感謝の気持ちっていうのをコートの中で全力で発揮していきたい」

3人は、今月20日にパリに向けて出発するということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。