「高知をアニメクリエイターの聖地に」四国最大級のアニメの祭典高知アニクリ祭が高知市で開幕し、大勢の来場者で賑わいました。

大手アニメ関連会社や出版社、高知の金融機関などがタッグを組み開催したアニクリ祭。アニメファンに楽しい思い出を作ってもらうのはもちろん、高知のクリエイティブな才能を育てようという思いから会場にはさまざまな体験ブースが用意されています。

こちらは実際にアニメ制作に使われているツールを使ってイラストを書いたりイラストを動かすアニメーション作業を体験できるブースです。

(中学2年生)
「クリエイターになってみたくて、イラストの。(ふだんは)紙に描いてます。(ペンタブは)初めて使います。ちょっと使うのが難しいです」

こちらは3Dスキャンで自分のフィギュアを制作できるブースです。96台のカメラで対象を瞬時にスキャンしてデータに変換し3Dプリンタで書き出すことができます。カラープリンターと同様、書き出されたフィギュアにはすでに色もついています。

また隠れたクリエイティブな才能を応援するアニメクリエイターアワードの表彰も行われ、京都の大学でアニメーション学科に所属していたチームが応募122作品の中でグランプリに輝きました。受賞した4人はこの春、大学を卒業しすでにアニメ制作会社に勤務しています。

四国最大級のアニメイベントということで県外からきた来場者もいてみな思い思いにブースをまわったり、イベントに参加したりしていました。

「かめはめ波ー!」

(Q.何のコスプレですか?)
「えーと、SSSS.GRIDMANです」

(Q.制作日数は?)
「えーと、これは13か月です」

(Q.ふだんのあなたは?)
「ふつうのサラリーマンです」

高知アニクリ祭は21日も開催され人気アニメの声優によるトークイベントや世界レベルのコスプレイヤーによるパフォーマンスなどが予定されています。

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