「毒」を持つ海洋生物を一堂に集めた展示会「毒モンスター水族館」が、13日から宮崎県総合博物館で始まります。

12日は、記念セレモニーが行われ、県の黒木淳一郎教育長ら関係者がテープカットをした後、地元の園児たち踊りを披露しました。

13日から始まる「毒モンスター水族館」。
会場には「毒」を持つ海洋生物を中心に、標本や生体など、およそ250種類が展示されています。


中には、絶滅した古代サメ、「メガロドン」の実物大模型や10センチほどの大きさにもかかわらず、猛毒を持つ「ヒョウモンダコ」も。


また、こちらの珍しい黄色のウミウシ。
人気ゲーム「ポケットモンスター」に出てくるキャラクター「ピカチュウ」に似ていることから、海のダイバーには「ピカチュウウミウシ」とも呼ばれています。


そんな個性豊かな海の生き物たちに、一足早く招待された園児たちは興味津々の様子でした。

(園児)
「(Q.なにが一番びっくりした?)クラゲ。なんかちょっとびりびりしてた。だって毒もあったもん」


「(Q.なにを見ましたか?)サメ。怖かった」


(宮崎県総合博物館 田口道士さん)
「毒と言うと、怖いなとかいうイメージがあるんですが、実は生き残っていくために必要な作戦だったり、生き物たちの巧妙な生存戦略ですので、そこらへんもぜひ学んで欲しいなと思って出しました。直接、会場にお越しいただいて楽しんでもらえたらなと思ってます」


「毒モンスター水族館」は、宮崎県総合博物館で13日から9月8日まで開催されます。

※MRTテレビ「Check!」7月12日(金)放送分から

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