「3、2、1…プールデビューです!」

新潟県上越市の市立水族博物館『うみがたり』で、今年の3月24日に生まれたゴマフアザラシのメスがプールデビューを迎え、10日から一般公開が始まりました。


国内最高齢のゴマフアザラシであるお父さんのジロー(41歳!)も、わが子のデビューを見守っていました。

そんなジローが見守る中、意を決して“ふれんどプール”にダイブ!

初泳ぎにもジローが優しく寄り添いますが、デビューしたばかりのゴマフアザラシの女の子は、後ろ足で泳ぐのにまだ慣れていない様子。
前足を使って頑張って泳いでいました。

「かわいかったです。大きくなって泳ぎが上手になって、長生きしてほしいと思います」

お母さん・ナノハ譲りのハッキリとしたゴマ模様と、お父さん・ジロー譲りの丸くて大きい目が特徴の女の子ですが、名前はまだありません。

生まれた時の体重は11.58kg。
お母さんに遊んでもらいたいのか、生後1週間のころから授乳中でも元気いっぱい。
生後1か月のころには丸々と、体重は42kgだったそうです。

ところが現在は、マイナス13kgの29kgに…。

うみがたりによりますと、離乳して魚を食べるようになったアザラシは、きちんと食べられるようになるまでは一時的に体重が落ちるものなんだそうです。

【うみがたり飼育スタッフ・柴田凪沙さん】
「無事にプールデビューできて安心しています。子獣らしい可愛い動きも見れますので、生活していく中での、行動の違いなども楽しんでいただければと思います」

上越市立水族博物館『うみがたり』で2頭目となるゴマフアザラシの子獣は、至って健康で、元気に育っているそうです。

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