自由民権運動の立役者、板垣退助の銅像が、34年ぶりに清掃されました。

高知市出身の板垣退助は1874年、民撰議院設立建白書を提出。自由民権運動の先頭に立ちました。1923年(大正12年)、高知公園に建てられた初代の銅像は戦争による金属回収にあてられ、1956年(昭和31年)に再建。1990年(平成2年)に修復されて以来、34年ぶりに7月9日に銅像本体の清掃が行われました。板垣会や経営者団体のメンバーが順番に高所作業車に乗り込み、銅像に優しく水をかけながらコケや蜘蛛の巣などの汚れを落としていきました。

(板垣会 中地 理事長)
「34年ぶりに清掃ができて非常にうれしく、すがすがしい思い。国民から選ばれた人が国会を作るということを最初に提言して、土佐人が中心となった、そういったところをみなさんに知っていいただきたい」

2024年は、民撰議院設立建白書の提出から150年。板垣会では大勢の人に、板垣の功績を伝えるとともに、7月16日には高野寺で法要を行うことにしています。

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