早明浦ダム湖の魅力を感じてもらおうと6日から高知県大川村で遊覧船の運航が始まりました。村の歴史に思いを馳せたり、湖からの景色を堪能したりしてゆったりとしたひと時を過ごすことができます。

こちらが、6日から運航が始まった、大川村さめうら遊覧船です。12人乗りの遊覧船で、45分ほどかけて、早明浦ダム湖をゆったりとまわります。

事業を発案したのは吉野川流域にある徳島県の川で、自身も早明浦ダムによる恵みを受けてきた中村英雄(なかむら・ひでお)さん。人口減少が進む大川村を間近に見て、「恩返しをしたい」と思い、遊覧船を運営することになった大川村ふるさとむら公社とともに準備を進めてきました。コースは、大川村の役場前から、四国最大級の落差を誇る小金滝をのぞむポイントまでの往復およそ14キロ。途中には、早明浦ダムの建設で沈んだ旧役場の輪郭をレーダーで見ることもできます。

(大川村 和田知士 村長)
「気持ちいいですね。大川村を満喫していただく一つのアイテムになるだろうと思います。大川村の活性化の一つにつながれば非常にありがたいと思っていますし、この船に乗って、大川村を知って、大川村に住んでみたいなっていう者が増えてくれたらありがたいなと思う」

2024年は11月までの土日・祝日で1日5回運航する予定です。予約は大川村ふるさとむら公社で受け付けています。

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