高知県高知市の商店街では、個性豊かな七夕飾りが並んでいます。地元の人や子どもたち、さらに、高知ユナイテッドSCの選手たちも願いを込めた短冊を飾り付けています。

時折風に吹かれ、鮮やかな七夕飾りが涼しげに揺れています。

2006年から行われている、天神橋通商店街の七夕飾り。商店街の人々がそれぞれの店の前に笹を用意し毎年飾り付けています。丹精込めて作った飾りに加え、近くの聖泉幼稚園やさくらんぼ園、高知小学校の子どもたちが書いた短冊も彩をそえています。

35年前から商店街で呉服店を営む湯山さんは、毎年、七夕飾りを楽しむ人々を見守ってきました。

(天神橋通商店街振興組合 湯山眞理 理事長)
「人によっては短冊を一枚一枚読んで笑ったり感心したり、楽しんでくださっている。いつにも増して今年は豪華だと思います。みなさんそれぞれお店の方が頑張ってくださったおかげで、すごく飾り物もきれい。(七夕飾りを見て)この商店街が元気にやっていると分かってほしい」

2024年初めて登場したのが、高知ユナイテッドSCの選手たちが書いた短冊です。
高知ユナイテッドのサポーターでもある湯山さんは、店の前に、短冊が書けるスペースを設置しました。選手たちと同じ笹に、願いを書いた短冊を結ぶことができます。

天神橋通商店街の七夕飾りは7月11日まで楽しめるということです。

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