書道愛好家の力作を集めた書道展が高知県高知市で開かれていて、個性あふれる作品を楽しむことができます。
(リポート:坂根優菜 記者)
「かるぽーと7階の展示室に入りますとたくさんの書の力作が広がっています。自由な表現ができる書の世界を楽しむことができます」
18日から開かれている「第12回蒼玄会書展」。創意工夫を凝らした書家の作品を見てもらおうと、高知県内で書道の研究や制作に取り組んでいる蒼玄会(そうげんかい)が2年に一度開いています。
会場には一文字だけの力強い作品や流れるような字で書かれた美しい詩の作品など、自由な感性で表現した会員42人の力作が並びます。
作品に込める思いの表し方は、墨の濃淡や文字の大きさ、筆づかいの強弱のつけ方を見てもさまざま。
こちらの作品は「羊牧場」というテーマで書かれています。
象形文字で「羊」が表現され、字の向きや大きさから個性豊かな羊が群れをなす様子が見受けられます。
(蒼玄会 和泉蒼牛さん)
「人それぞれ生活も違うし歴史も違うし、そういうものがこの作品には出ていると思うんですね。ふだん“抑えていること”が意外に作品に表れているので、僕は非常に面白いと思いますので、そこを見ていただきたいと思います」
この書道展は6月23日(日)まで高知県高知市のかるぽーとで開かれています。
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