新潟県内有数の梅の産地である新潟市江南区の亀田地区で、特産の『藤五郎梅』の出荷がスタートしました。
5月に強風被害がありましたが、例年通りの出来だということです。

【記者リポート】
「選果作業では、7名の作業員の方が傷などが付いた梅を、一つ一つ手作業で取り除いています」

藤五郎梅は大粒で肉厚、そしてたっぷりな果汁がでるのが特徴で、梅干しや梅酒などの加工に最適な品種です。

今年は、5月中旬の強風の影響で実に傷が付くなどの被害があり、収穫量は去年より少なくなっていますが、品質は例年通りだということです。


【JA新潟かがやき沢海 集出荷センター 田中貴章さん】
「梅をたくさん作っても、使っていただける方が少ないと作っている意味もありませんので、ぜひ地元の皆様からいろいろな加工品に藤五郎梅を使っていただければと思います」


藤五郎梅の出荷のピークは6月下旬まで。
今年はおよそ35トンの出荷を見込んでいるということです。

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