仙台市で開幕した「東北絆まつり」で披露された山形花笠まつり。仙台七夕まつりの飾り付けの下、大勢の見物客でにぎわった=8日午後

 東日本大震災からの復興を願い、東北6県を代表する夏祭りが一堂に会する「東北絆まつり」が8日、仙台市で開幕した。6県持ち回りで開催してきて今回から2巡目。本格的な夏を思わせる暑さの中、多くの見物客がかけ声や手拍子で盛り上げた。会場には能登半島地震の被災地支援のための募金箱や、短冊に応援メッセージを書く場所が設置された。

 仙台市は9日までの2日間に約45万人の人出を見込んでいる。

 「ブルーインパルス」の展示飛行もあり、空を見上げる人の姿も。ステージで青森ねぶた祭、秋田竿灯まつり、仙台七夕まつりなどが紹介され、盛岡さんさ踊り、山形花笠まつり、福島わらじまつりなどが街中をパレードした。

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