子どもたちにSNSなどのサービスを安心、安全に利用してもらうための「標語」の募集で、高知市の中学生の作品が四国総合通信局長賞に選ばれました。

この取り組みは子どもたちの情報モラルやネットリテラシーの向上を目的に、総務省などの後援で毎年行われています。今年度は合わせておよそ2万作品の応募があり、今回、横浜中学校、川添太陽さんの作品「失うよ その投稿で 親友を」が、「学校部門四国総合通信局長賞」に選ばれました。

(横浜中学校 川添太陽さん)
「故意に人をいじめようと思って投稿することよりも、軽はずみに投稿した言葉が親友を傷つけてしまうことに目を付けてこの標語を書きました」

SNSによる様々なトラブルが問題となる中、横浜中学校でも、保護者から子どものSNS利用についての不安の声があがっていて、学校では定期的に、専門家を招いた講座などを開いています。

(四国総合通信局 田口幸信 局長)
「(SNSは)全世界の人が見ることができる、聞くことができるというものなので、SNSは自分だけじゃなくて、世の中に広く見られている、知られているということを意識して投稿することが大事ですね」

選ばれた標語はインターネットの利用方法を学ぶ教材として利用されるということです。

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