大リーグ機構によりますとマルカーノ選手はおととしから去年にかけて大リーグに関連した合法的なスポーツ賭博を200回以上行い、このうち25回は当時所属していたパイレーツの試合に賭けていたということです。

大リーグの規約では合法であっても自身が所属するチームの試合に関する賭博に関わった場合は永久追放の処分にするとしていて大リーグ機構はこうした規約に基づいて今回の処分を下したとしています。

また、マルカーノ選手がパイレーツの試合に賭けていたのはいずれもけが人リスト入りしていた時期で該当する試合に出場はしておらず八百長行為を行った証拠はないとしています。

大リーグ機構によりますと今回の問題はスポーツ賭博の運営会社からの情報提供で発覚したということで、このほかにアスレティックスのマイケル・ケリー投手と、マイナーリーグの選手3人を大リーグの試合の賭博に関わったなどとしていずれも1年間の出場停止処分としました。

大リーグ機構のロブ・マンフレッドコミッショナーは「賭博行為に関する大リーグの規則を厳格に執行することはファンのために試合の透明性を守るという、最優先事項を守るための重要な要素だ」とコメントしています。

今回の処分に対してパイレーツは「マルカーノ選手の行為に非常に失望し、大リーグ機構の決定を支持する」とコメントしています。

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