開幕まで2カ月を切ったパリオリンピックの自転車競技トラック種目日本代表候補で、岩手・花巻市出身の中野慎詞選手が「メダルを取って岩手に恩返ししたい」と意気込みを語りました。

パリ五輪 自転車トラック種目 日本代表候補 中野慎詞選手(花巻市出身)
「パリオリンピックでは、今までやってきた自分の経験と努力の成果を生かして、最大限力をぶつけて、メダルを取って帰って来られるように頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします」

5月29日は静岡県で会見が開かれ、日本代表候補に選ばれた男女合わせて15人の選手がステージに上がりました。

中野選手は花巻市出身の24歳です。
岩手・紫波総合高校で本格的に自転車競技を始め、数々の全国大会で日本一に輝きました。
現在は、ケイリンの世界ランキング5位につけています。

2024年は2月にネーションズカップで2位に入ったほか、5月に開かれた国際大会ジャパントラックカップで優勝しています。

中野選手は、7人以下の選手がトラック6周のタイムを競う「ケイリン」と、4人1組で16周走る「チームパシュート」に出場することが発表されました。

パリ五輪 自転車トラック種目 日本代表候補 中野慎詞選手(花巻市出身)
「岩手の自然や岩手の環境があったからここまで成長できたと思っているし、そういう自分を育ててくれた岩手に、僕はスポーツでしか恩返しすることができないので、しっかりメダルを取って応援してくださる皆さんや岩手に恩返ししたい」

中野選手が出場する男子チームパシュートは日本時間8月6日から、男子ケイリンは8月11日から行われます。

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